安泰寺では毎冬、広間のストーブを囲んで輪講を行っています。今年のテーマはダンマパダ(法句経)でした。安居の修行者は交代で岩波文庫のテキスト(中村一注「真理の言葉」)を読み、自分で解釈をしてから毎日の生活に照らし合わせています。今日は最終回、「バラモン」についての話でした:

ネットでもダンマパダは読めます。例えば青空文庫にも収められています。
輪講の席で最初はテキストを読み上げ、注釈を述べるだけですから、出だしはやや退屈です:

さて、ここからが勝負:テキストの「バラモン」と自分自身の生活態度を比較した場合、はたしてどうなるのか?
お正月休みの過ごし方から始まります:

ある時とつぜん、両親の口からお墓の相談が・・・
安泰寺の山で「樹木葬」というオプションもあったのに、もったいない!

安泰寺の修行仲間に切磋琢磨されながら、先輩の姿勢に学んでいくというのが修行道場の大前提です。そこではパッとしない先輩であっても、一応立てておきましょう。

仏法の問題は癒しの言葉を語るのではなく、いかに偽りのない実践をするか、です。最近売れている仏教書の話。

寒行托鉢中に、不良おばちゃんに「あんたは幸せか?」と絡まれたエピソード。修行僧といえども、汚ければいいというわけではありません。

ダライ・ラマに聞いてみました:「性欲をどうすればいいか?」
そこからさらに話が脱線して、修行生活の様々な裏事情が表に・・・
愛欲と修行の狭間で苦しむ安泰寺の安居者の話。

「お寺と温泉」って、そんな関係があったのでしょうか。
その話は嘘っぽくても、以外に本当かも?
「切り離せないものを、できれば切ったほうが・・・」

またまた、修行仲間のネタで盛り上がりました。

このあとも話は続きましたが、残念ながらメモリーカードはこの時点でイッパイになってしまいました。