無方のヨーロッパ旅行
その3:オランダの接心
スイスを出発して、無方達はアルプスをこえ、イタリアにある大先輩の慈相さんの La Stella del Mattino という禅道場を訪れました。その後、再びスイスとドイツを横断し、無方は今度一人でフランスの Dojo Zen Amiens で講演しました。そして次の日は南オランダのMindfulness Trainingen Maastricht で「マインドフルネス(気づき)」の問題点について話しました(その要点は「マインドフルなお心、もう忘れてしまいなさい」をご参照)。次の日は上でご覧になるホテル・ローゼンホフで接心が始まりました。
ダイニングルームからテーブルと椅子をテラスに出して、ここを坐禅堂にしました。
テラスでは食事をし、接心後の講義もここで行われました・講義のテーマは道元禅師の 正法眼蔵・生死 でした。
テラスでくつろぐ接心参加者。間中には Dojo Zen Amiens のユベールさん。
穏やかな丘が並ぶこの地域の景色はオランダとして珍しいものであるらしく、観光客もいいようです。
写真の左には Kes というホテルのオーナーさん。庭で作務をする変わり、ホテルをタダで使わせてくれました。
Veroniqueさんと接心のメニューを相談中。彼女は接心の典座を担当をしてくれました。
とても美味しかったです。
典座の菩薩たち。
ホテルのすぐ北側には国鉄線が通っており、一時間に数回電車が通過します。近代的な公案を思い出させます:走行中の電車を止めて見ろ!
見解:「思いを手放し、そのものになりきる」
接心の後は本のサイン会。こちらは無方と一緒に東福寺にいたロンニーさんと。
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